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五色の色眼鏡

色眼鏡で前がみえない…。 独断と偏見にみちたアニメの感想です。

『世紀末オカルト学院』Episode.12「千の風、美の尋めゆき」感想

寝すぎた~。昼寝、午後4時すぎに寝たのに、起きたのは8時・・・。4時間近くも睡眠。昨日寝てないのなら、このくらい寝ても分かるけど、昨日は普通に寝たしなぁ。よっぽど疲れていたのかなぁ。こんなに寝てしまったおかげで、今日やりたいことが全然できなかったよ・・・。まぁ、そんなにできるとも思っていなかったけれど。まぁ、いいや、『世紀末オカルト学院』の感想いきましょう。あと二話。では、第12話の感想です。

今回は、まぁまぁおもしろかったです。

マヤを守るため、美風と戦う川島。美風に操られた人々から逃げるマヤは、亜美たちをも巻き込んで、街の外へ出ようとしていた。だが、そのとき川島が美風に倒されたことを知る。自分も戦うことを決意したマヤだったが、もうそこに美風が迫っていた。一方、傷ついた川島は、最後の力で動けなくなった文明を助け出す。学院に落とされたマヤ、そこに美風が迫っていた・・・、という話。

最終回を前にした最終決戦の話でした。後半の、文明がマヤに合流してからは面白かったのですが、それまでの話はちょっと・・・。美風と川島の戦いで、両者の戦う動機がいまいち強くない感じがするんだよなぁ。美風は、悪で世界を滅ぼすためだけだし、川島もマヤや文明を守りたいだけだし・・・。表面的には、それでいいのかもしれないけど、もう一歩踏み込んだ理由を明らかにしてほしかった。彼女たちの本音の部分での動機、というのが話の構成上、これまで全然あきらかにできなかった、というのが原因なのかもしれませんけどね。なお、戦闘シーンについては、なかなか力の入った描写だったと思いますよ。でもこれ、超能力もののアニメだっけ?みたいに感じたところもありましたけどね。

川島と美風の対立の中で話題になる文明に対しての両者の思い。本気で文明のことを愛していた川島と、文明を誑かしていたことをあきらかにする美風。これまでの話では、川島の文明への思いのほうが気持ち悪く不気味に感じたのにね。なんか美風の真意を聞いた後では、川島のその思いのほうが素晴らしく思える。でも、もう少し文明と川島の接触、というのをこれまでにも描いていてくれたら、という感じもしましたね。これまで、二人の関係は、猛烈な思いを募らせる川島が、ギャグな感じで描かれてばかりだったから・・・。もう少し、何気ないやりとりのなかで、両者がどういう思いを持っていたのかが、今更ながら見たかったと思ってしまいましたよ。美風についても、世界を滅ぼそうとしているというのはわかるのですが、なぜそう思うのかが知りたかった。私怨めいたこと、そこに関係してきてこそ、説得力がでると思うんですけどね。美風、悪だから世界を滅ぼそうとしている、それだけな感じがしたのは残念でした。そういえば、これまでのすべての元凶はやはり美風だったんですね。洞窟での話なんかのことは、これで彼女が助かった理由があきらかになった感じがしました。

オカルト的方法でマヤの魂を呼び戻そうとしていた亜美たちのもとに、マヤが登場。追われるマヤに、彼らも巻き込まれてしまって・・・(笑)。しかし、操られているだけの人間たちから逃げるのは大変そうですね。殺してしまうわけにもいかないし。で、車を追いかけてきた婆さん二人組、怖すぎる・・・。化け物の格好をしている化け物なら、それはそれと割り切れる感じもするんですが、なまじ人間の格好をしてるから・・・。これまで、結構化け物退治の戦力になってきたJKとスマイルも苦戦してるし。あら、こずえもいつのまにか、操られた側に行っちゃって・・・(笑)。格好からして似合ってましたが、あの格好、そのためのものだったのか(笑)。

川島が倒され、戦うことを決意するマヤの目の前に美風が。しかし、マヤ、戦うといってもどうやって戦うんだ、という感じがしました。また逃げ惑って、学院で追い詰められているし・・・。って、すべて計画通りですか。燃やされた手帳は偽物で、学院に墜落したのも力を発動させるためのようです。考えて行動することはいいことですが、少しは運の力が作用してもよかったんじゃない?っていうか、本物の手帳残っているなら、逃げ出す前にやりようはいくらでもあったと思うんだけど・・・。で、その手帳を落としてしまうマヤ。自分の大事な武器を、そう簡単に落とすなよぉ~。それを拾ったのは、川島に助けられた文明でしたね。そこに、美風が今までの姿に戻って、また文明を誑かそうとしたのはよかったです。やっぱり今までの姿のほうが、今まで見てきた彼女、そして本性を現した彼女って感じがしていいなぁ。変に悪魔のような格好にならず、今までの姿のままで川島やマヤとも戦ってほしかったです。そして手帳の呪文を文明が口にした言葉を、マヤが反復するという共同作業。ここの見せ方はうまかったと思います。最後に、一緒に呪文を口にするところとかかっこよかったし。まぁ、美風がマヤを狙わず、文明を倒そうと終始したのはなんでだろ、という疑問はありましたけどね。

「ノストラダムスの鍵」である美風を倒したマヤと文明。で、未来の世界は助かったのかな?あの最後の描写は、なんかもう一波乱ありそうな感じだったけど。さて、次回は最終回。どういう形で物語の幕を閉じてくれるのでしょうね。最終回である次回は、楽しみにしてますよ。

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『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第6話「俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない」感想

いい天気だなぁ。そして、静かだなぁ。ご飯食べたら、なんか眠くなってきてしまった・・・。この感想書いたら、昼寝でもしようかな。まぁ、ここ最近、休みの日は晴れていようが雨降っていようが、昼寝してる感じはするけどね。さて、この気分のよさを満喫しながら、感想書いていきましょうかね。今日二本目、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第6話の感想です。

今回は、なかなかおもしろかったです。

京介の幼馴染の田村麻奈美。京介は、麻奈美から和菓子屋である彼女の家でやるハロウィンに出すお菓子の試食を頼まれる。麻奈美の家では、死体のふりをした爺ちゃんと、それを軽くいなす婆ちゃんが待っていた。お菓子の試食をした京介は、お店の手伝いをする。そんな京介に、麻奈美は夕ご飯だけでなく、彼女の家に泊まっていくことを持ちかける・・・、という話。

これまで京介のそばにいる存在として度々登場してきた麻奈美。今回は、その京介と麻奈美の関係、そして麻奈美の家族が明らかになった話でした。麻奈美の家族、しっかりキャラたってる(笑)。ていうか、変に形式ばった家族でもなく、異常すぎる家族でもなく、現実にいてもおかしくない家族だなぁ。そんなところにリアリティを感じ、おもしろかったです。それにしても、京介と麻奈美、もう十分カップルでしょう(笑)。二人でいて、普段の姿をさらけ出せるところが、そう思わせますね。で、麻奈美のほうは付き合う気はあるようですけど、京介のほうは・・・。たぶん、幼馴染という前提が邪魔になっているのでしょうね(笑)。

麻奈美と仲良く接している京介を見て、付き合っているのか、と聞く京介の友達。それに対して、即座に否定する京介ですけど、麻奈美がほかの男性と付き合うのは嫌なようで・・・(笑)。京介は、麻奈美との関係のことを、若返ったお婆ちゃんとの関係、と例えましたけど、よくわからないですね。たぶん、家族みたいな存在、ということなのかな?というか、京介は麻奈美を幼馴染のままで捉えている、ということでしょう。でも、京介、麻奈美が他の男に取られることは嫌なようで・・・(笑)。なんとなく、麻奈美を好きになっている感情を、幼馴染だから、ということでおさえこんでいるという感じに見えましたよ。京介にとっては、恋人どうしになったら、今の麻奈美との関係が壊れてしまうのでは、という恐怖感もあるのかな?

麻奈美の家にお菓子の試食に行った京介。テーブルの上には、爺ちゃんの死体が・・・(笑)。壮大な爺ちゃんのいたずらでしたね。しかし、ここまで体を張ったいたずらというのは・・・。で、そんな爺ちゃんに強い婆ちゃん(笑)。爺ちゃんのことが分かっているからこその言動が、素敵です。こんな夫婦は、現実にもいそうです。子ども心を忘れない爺ちゃんと、そんな爺ちゃんを全部分かってあげてちゃんとコントロールできる婆ちゃん。おしどり夫婦、って感じがして、見ていてほほえましかったです。で、麻奈美の弟は、ロックですか。スキンヘッドのつもりが五分刈・・・(笑)。そういうカッコよさを求めようするところと、大きな勘違いが、若気の至りって感じで、ほほえましいような・・・、自分の過去を思って痛々しさを感じるような・・・。まぁ、この弟は見ていて、快活で気持ちよかったですけどね。

店の手伝いをした京介は、麻奈美の家に泊まることに。だれが、麻奈美に京介を泊まっていくよう言わせなのかな?たぶん、あの爺ちゃん婆ちゃんのコンビでしょうけど。で、風呂に入る順番をめぐって、麻奈美の一言が大きな問題に(笑)。もう一緒に入っちゃえよ(笑)。ていうか、京介の麻奈美の冗談に対する返しはうまかったなぁ。婆ちゃんも、ナイスアシストしてるし(笑)。恥ずかしがる麻奈美がとても可愛かったです。で、寝る場所は二人一緒のところに設定され・・・(笑)。まぁ、こうなるとは思ってましたけど。今度は、爺ちゃんの力技(笑)。爺ちゃん婆ちゃんは、二人がお似合いであることはしっかりわかってるのね。さすがは年の功(笑)。たぶん爺ちゃんばあちゃんは、二人を寝室に押し込めて、いろいろなことを想像しているのでしょう・・・(笑)。でも、当の京介にしてみたら、どうなんだろうね。他人がいろいろと干渉してくるのは、逆に反発したくなってくるものでもあるし。二人がちゃんと付き合うようになるには、周りでなく、二人の意思で、という感じはします。まぁなんか、あとは京介次第って感じもしますね。そういえば、京介と麻奈美、二人で互いにばあさんじいさん言い合っていましたけど、たしかにそんな感じもします。これまでも京介は麻奈美のことをばあちゃんに例えることがあったけど、今回の話を見て京介も爺さんっぽいと感じたり・・・(笑)。そう思えましたよ。それがいいのか悪いのか分かりませんけどね。

この作品、オタクな作品なのに、家族が結構取り上げられるのがおもしろいです。それが作品の個性にもつながっているようにも感じます。さて次回は、どんな話が待っているのでしょう。変に落ち着かず、前回のような騒動が起きてほしくもあるんだけど・・・。どうなんでしょうね。とにかく、次回も楽しみにしてますよ。

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『荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ』「6 BRIDGE×2」感想

今日は、お休みです。しかも、晴れてます。なんか気分がいい。ということで、午前中から感想いきますよ。今日も、感想書く以外にもやりたいことたくさんあるし。部屋の掃除に、HDレコーダー内の整理、買い物行ったりなどなど・・・。アニメの感想もいろいろと書けたらいいなぁ、とも思ってます。まぁ、どのくらいできるかわかりませんけどね。全然できないで、一日が終わる気もしますが・・・。とにかく、『荒川アンダー ザ ブリッジ』二期、第6話の感想いってみましょう。

今回は、おもしろかったです。

リクの恋人であるニノの調査をしていた島崎。だが、何者かに妨害されてしまう。そんな島崎や高井と仕事の会議をしていたリクだったが、ニノが不可思議な行動をしていた。ニノは両親から連絡があり、リクに話があると切りだすのだった。そのニノの話、それは、彼女が金星に帰らなければならない、というものだった・・・、という話。

ニノの調査をする島崎がまた登場した話でした。やはりこの作品、河川敷住人ではない外部の視点が入る話はおもしろいですね。たぶん、内輪だけの話だと、住人たちの異常性が当たり前のように思えてしまうんだと思う。でも、河川敷と一定の距離をとる人間がいると、住人達が普通でないことが強調される感じがして面白さが増す感じがします。まぁ、島崎が登場したのは前半だけでしたけどね。でも、後半には、隊長が現れ、いい役割になっていたしね。ニノの言うことが電波だと考えるリクですけど、最後の隊長の言葉で、あれ?って感じが・・・。リクとニノの認識の齟齬、そしてニノの言うことが電波なのか、ってことが自分の中で揺らぐ感じが、見ていてとても気持ちよかったです。

ニノの調査をする島崎の背後から現れた謎の人物。って、あれ村長ですね。声で・・・(笑)。まぁ、島崎が盗んだカセットを村長が持っていましたし。それにしても素顔の村長、ナイスミドルな感じが、素敵すぎる。しかし村長、何者なんでしょう?なんらかの権力を有しているようですけど、何をバックボーンにしているのか、気になります。さて島崎は、村長の脅しにも関わらず調査は続行のようで。そんな島崎の前に現れたのは、スーツ姿のシロ。なんでスーツ姿?リクの会議がある日は、スーツ着ていたりするのかな?しかし、シロさん、スーツ姿だといい男すぎるんだけど・・・(笑)。島崎が誤解し、ときめくのも当然ですよね。今回の島崎、カッコいいオヤジたちに絡まれすぎな感じ。なんか、島崎周辺は、リクたちの世界とは違い、大人な世界という感じがして、そのギャップがとても魅力的でした。

ニノの不可解な行動と、彼女の告白。ニノの行動、リクが会議で語る仕事の話とかぶっているのが・・・(笑)。海外進出の比喩的な言い回しをニノが言葉通り行動している、って感じでしたね。で、そのニノの不可解な行動から、その理由をリクが勝手に妄想を繰り広げるのが・・・(笑)。ニノの「両親から連絡があって」というのが、リクの予想に反して、彼女らしからぬ妙に現実的なことだったのがおもしろかったです。

ニノがリクにした告白。ニノが金星に帰らなければならない、という電波なものでした。両親云々の現実的なことでふっといて、電波でおとす、さすがニノさん。リクのあの反応も当然であります(笑)。しかしまぁ、あの絵柄、リクの心情を端的に表現している感じで、合っていておもしろかったです。今回、絵柄でいろいろと笑わせてくれる場面も多かったです。あの金星を妄想するリクもおもしろかったし。あのリク、襟を立て、ネクタイが昔のヒーローのように靡いてるんだけど・・・(笑)。でも、味噌汁って・・・(笑)。で、ニノの告白を受け入れるリクは、少女マンガ風なキラキラした目になってるし(笑)。あのときのリクはもう完璧に女の子ですなぁ(笑)。新郎なニノと新婦なリクの結婚ですか(笑)。

ニノとともに金星に行くことを決めたリクに、河川敷住人たちも次々と金星行きを表明。そんなとき、隊長も登場。宇宙大好きの彼ですから、当然行くつもりなのかなぁ、と思ったら、そんなことはなくて。何のために現れたの、と思っていたんですが、最後のニノの真実を視聴者に伝えるためだったんですね。ニノは水中に、隊長のボンベが持たないほど潜っていられる、と。つまりは、これまでニノが主張してきた金星人というのは、本当らしい、と。これまで、リク視点で、ニノが金星人と語ると電波だと捉えるよう訓練されてきたんですが、ここでハッとさせられる感じでしたよ。これまでそう思ってきたのは、リク視点と常識的な考えによってすぎない、ということにね。なんか、凝り固まった考えの転換、それが隊長という脇役の存在から何気なしに伝えられたのが、とても気持ちよかったです。

このニノの金星に帰るという計画、河川敷に住む彼らがどう実現にこぎつけるのでしょう。っていうか、次回は続きの話がくるのかもわからないけど・・・。なんか全然違う話が展開されるような気もするけどね。次回は、どんな話が待っているのかなぁ。ということで、次回も、楽しみにしてますよ。

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『けいおん!!』第23話「放課後!」感想

昨日感想が書けなかったため、今日は二本感想を書きます。まぁ、明日休みなんでね。夜ふかししても全然大丈夫でございます。そういえば、今日も雨降ってましたよ。今週は、月曜から金曜まで雨の降らない日がない、という異常な天気。今日なんて、晴れ間がでたと思ったら、雨が降り出す、という感じで、ほんと忙しかったですよ。明日は休みなので、雨でも・・・、って、やっぱり雨は嫌だな・・・。そんなことはともかく、『けいおん!!』の感想いきましょう。残すは、あと四話。第23話の感想です。

今回は、なかなかおもしろかったです。

卒業式の前日、家で式の支度をしていた唯だったが、律に呼び出される。授業もないのに、学校に集まった軽音部の四人。目的もないのに集まった四人は、誰もいない自分たちのクラスを訪れたり、職員室や生徒会室を訪れたりしていた。そして、部室の掃除をした彼女たちは、自分たちもなにか残すことはないかと思案する・・・、という話。

卒業式前日の、授業もなくなり卒業を待つだけの軽音部四人の様子を描いた話でしたね。ちょっと前まで、自分たちが主役で日々を送ってきた学校を、なにかお客様のように客観的な感じで見つめるような話でした。この時期のこれまで当たり前だと思っていた学校の風景が、違って新鮮に見える感じ、なんとなくわかりますよ。そして、自分たちが過ごしてきた学校に、なにか残したいという気持ちもね。そんな感じだった今回、この話で最終回でもいいような感じでもありましたよ。ただ今回も、彼女たちの演奏はやっぱり省略するのね・・・。彼女たちの部室での最後の演奏かもしれないし、しっかり魅せてほしかったなぁ、と思ってしまいました。

前半の唯たちがいろいろな教室を訪れる場面は、彼女たちが使ってきた場所、そして彼女たちと関係のある人たちがいる場所、というのを描写した感じでした。唯たちは明るい雰囲気でいるのに、なぜか哀愁漂う感じがしたなぁ。普段は人がいるはずの場所なのにいない、というのが大きいのかもしれないけど、BGMも抑えめで、しんみりとした感じで演出もしていましたね。いい感じだったと思います。しかしまぁ、他の学年が授業するのを横目に、部室でお茶飲んでダラダラしたり、いろいろな教室を散策したりだのはおもしろいだろうなぁ、と。あの売店での、そこにいていいはずなのに、そこにいてはいけない感じ。それはよく分かる。それこそが彼女の今の状態なんだろうしね。ある種中途半端で、自由な存在、そう言うことができるのでしょうね。

部室の掃除をし、彼女たちもこの場所になにかを残したいと思うようになりましたね。で、軽音部ならやはり曲を残そうということになりました。そこから梓が来るのを待っていた場面までは、感動しそうなくらいよかったんだけどなぁ・・・。梓が来て、そのまま、ガーンと演奏してくれれば・・・。でも、どういう曲順で演奏するか決まってないって・・・。彼女たちらしいといえば、らしいのですけど。全曲録音したらしいのですけど、流れたのは一曲の頭だけ・・・。こんなところで出し惜しみしてもしょうがないだろうになぁ。せめて一曲くらい、彼女たちが部室で演奏しているところをしっかり魅せてくれてもよかったのに。今回の話、そこに至るまでの話は結構よかっただけに、最後で残念、といった感じでした。

さて、次回は卒業式の話のようです。通り一辺倒な卒業式にはならないと思いますけど、彼女たちらしい卒業式、というのをどう魅せてくれるのでしょうかね。最終回という冠もついているし、彼女たちらしく演奏シーンも見せてくれるとありがたいのですがね。どういう話になるのでしょうかね。とにかく、次回も楽しみにしてますよ。

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『神のみぞ知るセカイ』FLAG 6.0「ワタシ平凡?」感想

昨日書くはずだった『神のみぞ知るセカイ』の感想です。なぜ遅れてしまったのかというと、仕事が忙しかった、というのもあるんですけど、パソコンの調子が悪くて・・・。実は昨日、一回この作品の感想を書いたんです。でも、保存する前にフリーズ・・・。あぁ・・・、ってな感じで。もう一度書きなおす気力も時間もなく、ってことです。うちのパソコン、最近、フリーズが多くてねぇ・・・。原因を調べているんですが、よくわからん。ということで、この作品、今日改めて感想を書きます。この回、二回も見てしまったよ。では、『神のみぞ知るセカイ』第6話の感想です。

今回は、なかなかおもしろかったです。

桂馬の目の前で、突然消えてしまったかのん。彼女は、桂馬が無関心なことにショックを受けて、体が透けてしまったのだ。そんな彼女の情報集めをエルシィに頼む桂馬。エルシィの情報も手に入れ、桂馬はかのんに積極的なアプローチを開始する。メールで、盛んにコンタクトをとるかのん。そして、かのんのワンマンライブのその日・・・、という話。

桂馬がかのんを攻略するまでの話になるのかなぁ、と思っていたんですが、彼女の攻略は次回のようですね。今回は、かのん攻略に積極的に動き出した桂馬の様子と、かのんの持つ悩みの部分部分を見せた話でした。その断片的なかのんの持つ問題、そこから桂馬が突き止めた、彼女の根幹にある悩みはどういうものなのでしょう。とても次回が気になる話でした。それにしても、いろいろな状況証拠から、悩みの根幹をつきとめようとする桂馬、なんかさながら名探偵のようでした。というか、この作品、推理物っぽい話の作りをしているよね。まぁ、それがおもしろいんですけど。

桂馬の目の前で、透明になり消えてしまったかのん。どうやら駆け魂の影響らしいのですが、自分が存在が消えてしまうというのは、かのんの持つ悩みのようですね。つまり、かのんは自分が存在感が薄いというのを気にしてる。その不安が、駆け魂の影響によって実際に消えてしまう、と。彼女が存在感が薄いというのを気にしているのは、彼女の回想で描かれてましたしね。しかし、彼女がアイドルで、多くの人に注目される存在であるというのに、この悩みというのは、どういうことなんだろ?彼女の存在に関心を抱かない人を見ると許せなくなる、というのもよく分からないし。過去の経験から、自分が存在感のある人間でありたい、というのが強迫観念になってしまっているのかな?

それだけならいいのですが、エルシィの情報で、彼女が在籍していたグループで、かのんだけが注目され、他の二人は辞めてしまったという情報が。これ、彼女の存在感の問題と矛盾するような感じがするんですけど・・・。かのんが、他の二人よりも存在感があったという証だからね。どういうことなんだろ?もしかして、かのんは他の二人は、存在感がなくて消えてしまった。自分も存在感がなくなれば、同じように消えてしまうのでは、と考えているのかな?そういう恐怖感をもっているのでしょうかね。それが、すべての人に関心を持たれる存在であらねばならない、という強迫観念に繋がっているのかな?

さてさて、今回も桂馬の格言が登場しました(笑)。攻略にとって、悩みを手に入れることは命をかけるくらい大事、ということのようです。正確な文言は、相変わらず覚えていませんが・・・。しかし、それをイメージしたオークションの場面、さすがに長すぎるよ・・・(笑)。はじめ、その描写と格言がどうつながるのか、よく分からなかったし。それにしても今回の桂馬、結構クールな描写が多くて、かっこよかったです。それでいて、かのんを間近にすると、頬を赤らめ目をそむけるところは、かわいらしいし・・・(笑)。そんな桂馬に対して、かのんも並々ならぬ思いをもっているようですね。でも、あのメールはすごい・・・、というか怖いよ・・・(笑)。そんなかのん、傍から見ていると、桂馬はすぐ「落とせる」段階に来ているようにも思えるのですけどね。でも、桂馬にしてみれば、まだなにか足りないようで。それが何か、気になるなぁ。

ワンマンライブを前に、かのんはみんなの前から消えてしまいました。みんなに注目される舞台、それなのになぜ?って感じがします。かのんはどんな悩みを抱え、桂馬はそんな彼女をどう攻略していくのでしょう。桂馬が今やっているゲームの内容とも関係するのかな?今回の感想、なんか、ああではこうでは、と予想ばかり書きましたが、それだけ次回が気になる話だったということです。そんな興味を引く次回、楽しみにしてますよ。

コイノシルシ アニメ「神のみぞ知るセカイ」EDテーマコイノシルシ アニメ「神のみぞ知るセカイ」EDテーマ
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