五色の色眼鏡

色眼鏡で前がみえない…。 独断と偏見にみちたアニメの感想です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

『夏のあらし!~春夏冬中~』第13話「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね。」感想

緊急事態発生!『鋼の錬金術師』の感想、もうしばらく放送に追い付けそうにありません。今日、『鋼の錬金術師』の先週分の感想を書こうとしていたんです。で、見ようとしたら・・・。録画はしてあったのですよ、ちゃんと。でもそれが、アナログ放送のほうで録画してしまったようで・・・。アナログでの録画、はっきりいって、見れたものじゃない・・・。ということで、第39話はネット配信で見ることにします。でも、ネット配信では来週なんだよなぁ、第39話の更新。一話完結の作品だったら、明日の放送の感想をさきに書くこともできるけど、連続ものだし順番に見て感想を書いていくのが無難だろうし、困ったものです。『鋼の錬金術師』の感想を書いていくのは来週以降ということで。ほんと、自分としても残念。

さて、『夏のあらし!』の感想。今回やっと最終回です。これで、一段落できるかな。でも、今期(というか前期)書き終えることができたのが一作品目なんだよなぁ・・。まぁ、やっと一作品最終回にたどり着いた、という感じもあるんだけど。とりあえず、その最終回の感想、書いていきましょう。

今回は、なかなか面白かったです。

マスターのおつかいとして、グラサンが大量のキウイを方舟に買ってきた。以前、山代にイチゴ爆弾を食べさせることに失敗した一は、「今度こそは」と激辛のキウイを作り出す。同じころ、カヤとあらしも各々激辛のキウイを独自に作っていた。各々の作品をもち出会ってしまった三人はキウイを落としてしまう。自分のキウイを取り戻そうとしたとき、三人はタイムトリップしてしまい、戻った時には、落としたキウイは無くなっていた、・・・という話。

やはり、最終回ということで感動的な話にすることなく、方舟での面白おかしい日常という話で締めましたね。この作品には、こういうまとめ方が合っていると思いますよ。最後には、覚めることのない夢のような楽しい日常は続いていく、という感じがとても印象付けられることになったしね。一期の最終回では、それまでの物語とは打って変わったような話で終わったという印象でしたが、この二期では、これまでの話とは地続きの話という感じではありました。何の感傷に浸ることもなく終わるのかと思ったら、最後の最後でちょっと心を揺さぶるようなシーンもあってよかったですよ。一期の終わり方がさっぱりとした終わり方だったとしたら、この二期はちょっと後を引くような終わり方だったと思います。どちらの終わり方も作品に合っていていいと思いますけどね。

今回の話は、キウイ爆弾の話ですね。以前、イチゴ爆弾の話がありましたが、それのキウイ版というか。でも、自分、イチゴ爆弾の話、あったことは覚えていますが、どういう内容の話だったのかは、すっかり忘れている・・・。結局、イチゴ爆弾を食べたのはだれだったっけ?・・・そんな状態ですので、イチゴ爆弾の話との関連について書くことはまったくもって無理・・・。でも、イチゴ爆弾のときは、一が作ったもののみだったと思うけど、今回はそれがキウイにかたちを変えて三つ登場というくらいの話の違いはわかります。

そのキウイ爆弾、一・カヤ・あらしとそれを作った目的が三者三様なのは面白い。あらしなんて、ほんとノリで作ったようなものだしね。そんなあらしのいたずら心はよくわかりますが、あらし、どういういたずらに使うつもりだったんだ?もしかして、作ったことで満足してしまった?そして、カヤのつくったキウイ爆弾、二つに切ったキウイをセロテープでとめるって・・・。どんなにうまくくっつけても、よくみたらすぐに分かるような気がするんですけど・・・(笑)。

やよいが回収した三人のキウイ爆弾は、一つはグラサンにヒットし、残る二つを三人でタイムトリップして回収することになるのですが、結果が確定した事象は変えられないからと彼らが考えるのは面白かったです。これまでとは違い、この作品でのタイムトリップの制約をしっかり理解したうえで、ことに当たろうとしている姿が今までの話から発展している感じがした、というかね。で、回収した二つのキウイ爆弾ですが、実はもう一つキウイ爆弾が作られていた、と。やよい・・・。無垢な感じの彼女ですが、今回の話でちょっと腹黒さを感じたりして・・・。今回の彼女の行為、どこまで狙ったことだったのでしょうか。今回の彼女に、どうしても可符香を重ね合わせて見ているような感じがありました。

最後の一とあらしのやりとりは、これまでこの作品の設定に疑問を感じていたことにこたえるようなものでしたね。タイムトリップも確定した事象として存在する世界、それはすでに決まった運命のなかで生きている道化のように捉えられかねないのですが、そんな世界でも出来る限りのことをしていかないと前に進んでいけない。きまりきった世界のことだから、と諦観してはいけない、そんなメッセージのようにも思えましたよ。まぁ、この作品世界において、頑張ること自体がすでに運命として確定しているような感じもしますけどね。でも、この作品の設定、タイムトリップはあくまで過去にしか行けないもので、未来は未知のものとして存在していること、それ自体が希望になっているんじゃないかな、と思いますけどね。たとえ、未来から来た人の存在である程度未来は想定できるとしてもね。そして最後の一の飲んでいたグラスに口をつけたあらし、彼女の口の中に広がるそのちょっとした辛さ、なんかいいですね。間接キスだけどキスの味って感じがとてもうまく演出されてました。くだらないような今回のやりとりが、最後ここにつながっていくのもよかったしね。これこそ彼女の青春の恋の味、という雰囲気がとても素敵でした。

今回の最終回の感想はこのくらいで。では、この『夏のあらし~春夏冬中~』という作品全体の感想を。

感想は、まぁまぁ面白かったです。

まず、一期は、シリーズ構成の巧みさに引きつけられた感じがあったのですが、この二期ではそんな感じもなかったなぁ、と。一期が軸になる話がはっきりとしていてうまくその話につなげて盛り上がったのに対し、二期では一話完結の話が中心で後半に怒涛のような展開とはならなかったのが残念だったというかね。そういえば、一期ではあまり本筋とは関係のない話でも、実は関係しているんですよ、ということもあってほんとに話の見せ方がうまいなぁ、なんて思ったりしていたのですが、二期では、そういうこともなく・・・。もしかしたら、自分がこの作品の雰囲気に慣れてしまったということもあるのかもしれませんけどね。

そんな印象のこの二期ですが、思い返してみる、今回中心として描こうとしていたものもなんとなくはわかります。それは、一とあらしの恋でしょうね。青春の恋、過去での二人の関連性とその関係の進展、それが中心だったのでしょう。でも、中心として描くのがそれだけだった、というのが盛り上がりに欠いた原因だったようにも思う。一期では、作品における設定の解明を軸にキャラクターたちのドラマがうまく絡み合っていたと思うのだけど、この二期ではあくまで話の中心は一とあらし、二人だけの世界。それが話が広がっていく感じがなかった原因なのかな、と思います。その一とあらしの恋についても、いい場面はいろいろとあったようにも思いましたが、話として目新しい印象はなかったし。

あと、一話完結の話にしても、タイムトリップの設定の影響なのか、話がワンパターン化している感じもありました。タイムトリップして物の入れ替えをするとか、タイムトリップとして過去の相手に会い、それが今に影響するとかね。うまく変化をつけながら見せてくれればよかったのですが、同じ展開ばっかりだった印象でした。ワンパターンでも、おバカな展開で、能天気に笑える、という感じでもなかったしね。

演出についても、一期では独特だったという雰囲気にもなんか慣れてしまって・・・。そういえば、この二期になって本筋以外のモブキャラなどでの遊びというのも減ったような。自分、別にそこを楽しみにしているわけでもないのですけど、一瞬たりとも目が離せない、というような感じは無くなったようにも思えました。そういえば、あらしの過去に飛んだ話、あの話は演出的にもとても頑張っている話だったなぁ。あの独特の雰囲気はとても好きでしたよ。

印象としては、とても小じんまりした印象の『夏のあらし!』二期、という感じです。同時期にシャフトという会社で何本も作品を回すようになったのが、一つの作品の勢いを落とすような原因でもあるのかなぁ、なんて推測してみたり・・・。単に一本に絞ればいいというものでもないのでしょうけどもね。さて、いくらでも続編が作れそうなかたちで終わったこの作品。続編を作る気はあるのかな?個人的には、あまり期待するという感じもないのですけどね。まぁ、忘れたころにまた作ってくれれば、楽しく見られそうな感じもしますけどね。

夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]
(2010/01/13)
伏見やよゐ(CV:野中藍)上賀茂潤(CV:小見川千明)

商品詳細を見る

スポンサーサイト

PageTop

『夏のあらし!~春夏冬中~』第12話「レーダーマン」感想

昨日は、仕事が忙しかったので、今日からこつこつと書いていきます。が、書くべき感想がたくさんありすぎて、どこから手をつけていいのかわからない・・・。『テガミバチ』や『鋼の錬金術師』の感想を書いてしまって、放送に追い付いてしまうのもいいですが、このあいだ感想書いたばかりですぐに、というのもどうかという感じがするし・・・。で、とりあえず、もう放送が終わっている『夏のあらし!』の感想を書いてしまおう、ということに相成りました。後番組として『はなまる幼稚園』も始まるし、その前には書いておきたいしね。ということで、『夏のあらし!』第12話の感想。あぁ、でももう一話残っているよ・・・。

今回は、まぁまぁ面白かったです。

方舟の一席を占拠し、やよいやあらしに対してキスを迫る客。穴守好美というその客は、漫画家でキスシーンを書くために自己陶酔をしていたのだった。それでも、満足のいくキスシーンが描けない穴守は、あらしにモデルになってほしいとお願いする。気軽に引き受けたあらしだったが、キスシーンということでなかなかうまくできない。そんなとき、編集の人間が現れ、穴守に原稿を出すように迫る。それを見て、あらしは穴守に満足いくキスシーンを書かせることを約束してしまうのだったが・・・、という話。

今回も、毎度のドタバタ話で、すっと見られる話でした。が、最終回間近というのに、盛り上がった、という感じはなかったなぁ。この作品の持ち味である、タイムトリップネタも絡んでこなかったし。もっと早い段階で、この話を入れてくれたら違った見方もできるのかもしれないですけど、今回は最終回前の話だしね。でも、ここで今回の話を入れた意図はなんとなくわかりますよ。これまでの話で、恋愛関係として互いをみることができることになった、一とあらしが、今回でよりその関係を深めていくというね。しかし、そのこと自体、ドラマとして盛り上がるか、というと・・・。なんか、物語としては、あまりにもすっと流れていた印象の今回の話でした。

そんな印象の今回の話において、ある種の違和感、刺激として登場した穴守好美。このキャラクターは、面白く魅力的でした。落ち着いているときは普通な感じなのに、少し自分の世界に入ると途端に狂気じみた性格に変わる、そんな感じがよかったです。まさに、芸術家らしい性格ですかね。小林ゆうさんが演じてましたが、彼女らしいキャラクターでもあるのかな。小林ゆうさんの演技も緩急の付け方が絶妙で合っていたと思いましたよ。こんないいキャラクター、もっと早くに登場してもよかったんじゃない、なんて思ったり(正体があることも含めてね)。

穴守の要求で、方舟の連中がキスをめぐってドタバタを繰り返すのですが、そこから新たな人間関係が見えてくる、・・・という感じでもなく・・・。なんか、今まで見せてきた人間関係のおさらいという印象でした。新たに分かったことと言えば、加奈子がキスの経験がある、ということくらい?加奈子、どういうキスを経験したんだろ?彼女に男の影も見えないし、映画に刺激されて、やよいの寝込みを襲ったのでは、とも思ってしまう・・・。いやいや、実は「通じた」相手グラサンと・・・、なんか変に想像を掻き立てられます。そんないろいろな組み合わせでのキスシーンも、すべて寸止めというかたちで終わりましたね。個人的には、一と潤はキスしてしまってもいいんじゃない?なんて思ったり・・・。一と潤がキスすれば、二人の間に親友以上の新たな感情が・・・、そしてあらしと潤が恋敵として・・・。いかんいかん変な妄想が・・・。ただ、このキスをめぐるドタバタで、新たな関係が作られたり、見えてきたりすることがなかったのは残念でした。

穴守とのキスをめぐって、互いが互いを止める一とあらし。やはり好きな人が、目の前で他人とキスするのは、見ていられないものなのでしょうね。でも、それは、それだけ一とあらしが、互いのことを好きであるということなわけで。結局、穴守の正体はいつも方舟来ている爺さん(名前はなんだ?)だったのですけど、彼が穴守に扮してこんな騒ぎを起こしたのは、この状況を作るため、そして互いにそれを気付かせるためだったのでしょう。一とあらしの二人の関係、いかに自分が相手を思っているかではなく、どれほど相手が自分を思っているか、それを気付かせるための一芝居だったのかな。この出来事を経た、一とあらしはいい雰囲気になっていたしね。それにしても、一もあらしも、互いに穴守とのキスを止めて正解でしたね。若い女の子に風貌でも、中身は爺さん・・・。真実を知ったら、おぇ・・・、ってことに・・・。最後に、一の「好きな人との初めてのキスは」云々の件、なんとなく気持ちはわかりますよ。・・・ただ、若いっていいなぁ・・・。

さて、次回は最終回。といっても、こちらでももう放送はされてしまっているんだけど・・・。でもまぁ、どんなまとめ方をするのか、注目しています。一期と同じように、日常のドタバタの話で、この世界は続いていく、という感じで終わるのかなぁ?他、盛り上がるような話は全然思いつかないんだけど・・・。とにかく、最終回である次回は、楽しみにしてますよ。

夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]
(2010/01/13)
伏見やよゐ(CV:野中藍)上賀茂潤(CV:小見川千明)

商品詳細を見る

PageTop

『夏のあらし!~春夏冬中~』第11話「ハイスクールララバイ」感想

今日も寒いです。朝起きたら、雪もしっかり積もっているし・・・。しかも、仕事もだんだんと忙しくなってきた感じもする・・・。先月、今月とかなり頑張って感想を書いてきましたが、いつまでこの状態が続けられるのかなぁ。来週あたりからもう危ない気がします。まぁ、それまではなんだかんだと言いながらも、できるだけは書いていきたいと思いますよ。さて、今日は『夏のあらし!』の感想。今回は、第11話ですね。では、感想いってみましょう。

今回は、なかなか面白かったです。

朝起きたら、体が成長し、かなり女性らしくなっていた潤。カヤと相談するために、慌てて家を飛び出して方舟にやってきた潤だったが、中ではカヤの姿は見当たらず、八坂たちが話に華を咲かせていた。中に入れず覗き見る潤だが、あらしにばれてしまい、八坂やマスターもあらしの声に寄って来てしまう。そのとき、潤が咄嗟についた嘘、それは自分の姉を名乗ることだった。潤は、その嘘で、方舟の面々をうまくだますことに成功する。カヤには、本当のことを知ってほしい潤だったが、カヤは潤の姉と信じて疑わず・・・。しかも、その日は潤の誕生日で、方舟の面々は、その場に潤本人がいるとは知らず、サプライズパーティや潤自身のことについて盛り上がるのだった・・・、という話。

序盤では、こういう話があったけど、なんか久しぶりに潤が主役の話ですね。しかも、潤が女だということがばれてしまわないかと、ドキドキハラハラする・・・。潤の慌てっぷりなどを気軽に楽しめればいいのでしょうが、自分、やっぱりこういう話が苦手のようで、見ていられないような感じになる・・・。嘘を嘘で塗り固めるような潤の言動や、その嘘にギリギリまで迫るような他の面々の様子などが、どうもダメのようです。今回はほんと、痛々しくて目をそむけたくなりました。

そんな今回、潤が女であることが、八坂をはじめとした他の面々にばれることはなく終わりましたね。で、見るべきは、方舟の面々が、潤を日ごろどう思っているかを潤が目の当たりにしたこと。人間、本音の部分は本人の前では直接言わないものだし、今回は潤が姉に扮してしたからこそ知ることができたのでしょうね。潤にとっては耳にしたくないことも多かったのかもしれませんけど、それでも潤は、方舟の面々には認められているし、ちゃんといいところも見ていてくれている。とくに八坂は、潤を誤解しているところはあるにせよ、潤を友達として思ってくれているし。普段、八坂が潤に対してひどいことをいうのは、それだけ八坂が潤を気が許せる仲だと思っているということの表れということですね。姉であると偽ることによって、自分に対する本音を聞き出すことができた潤、彼女(彼)はそのことを知ることができたのは幸せだったのかもしれないですね。人間(自分なんて特に)、相手が自分をどう思っているのか分からず、疑心暗鬼になることもしばしばだし。サプライズパーティを開いてくれることも含めて、潤が方舟の一員として認められていること、ここにいていいんだ、と知ったくれたことは、潤にとって本当に幸せなことだと思いますよ。

潤の体が一晩で急に成長したこと、てっきりカヤが細工したのかと思っていたけど、そうではなかったのね。そう思わせるような話のつくりは面白かったです。はじめ、カヤがすっとボケているのかと思ったけど、全然そうではなかったし。で、潤が急に成長した原因はいったいなんだったんだ?全くわからん・・・。潤の成長した姿、女性にとっては魅力的な体のような感じもしますけど、男に化けている潤にとってはマイナスにしかならないところも良かったです。しかし、姉だと偽ったりして女であることを告白しない潤、引っ張れば引っ張るほど明らかにできなくなっていく感じがするのは、とても痛々しいです。嘘を嘘で塗り固めるような潤の行動は、とてもよくわかりますけどね。

最後のやよいと加奈子のやりとりは、『ワタル』だった今回。『ワタル』、子どもの頃大好きだったなぁ。また見てみたいんだけど、そんな余裕が全然作れない・・・。さて、次回はどんな話なんでしょう。二期のこの作品は一本筋が通ったような話の構成ではなく、一話ごとの話で最終回まで突っ走るのかな。どういう話が待っているのか、次回も楽しみにしてますよ。

夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]
(2009/12/23)
伏見やよゐ(CV:野中藍)上賀茂潤(CV:小見川千明)

商品詳細を見る

PageTop

『夏のあらし!~春夏冬中~』第10話「昭和ブルース」感想

昨日書けなかった『夏のあらし!』の感想です。今日は、『鋼の錬金術師』の感想を書いた後、「今日はもう感想書くのはいいや」なんて思ったりしたんだけど、やっぱり次から次へとためこむのはよくないですし、頑張って書くことに。気持ちとしては、もっと一人でのんびりできる時間がほしいんだけどね・・・。えっと、『テガミバチ』の感想も書いてないけど、こっちをまず片づけないとということで。『テガミバチ』の感想は、明日以降になります。では、『夏のあらし!』第10話の感想です。

今回は、なかなか面白かったです。

「通じる」ことができなくなった八坂とあらし。それ以来、二人は方舟でもミスを連発する。八坂があらしに振られたことが原因と知った方舟の面々は、そんな二人を心配していた。二人の年齢の違いに注目したやよいの提案で、八坂は彼と同じ年のあらしに会いに行く。八坂が、やよい、加奈子、グラサンと一緒に飛んだのは、昭和の世界。あらしの家に着いた一行が見たのは、馬で駆けだすあらしの姿だった。ついてきた八坂に、彼女は喧嘩をしに行くことを告げる・・・、という話。

いろいろと演出にも凝っていて、力の入って回だなぁ、という印象です。白黒のシーンで魅せたり、過去に飛んだ場面では上下に帯があったり(前からだっけ?)、と。最後の、八坂とあらしの和解の場面は、全く口パクが合っていなかったけど、あれはわざとだったのかな?あの場面、色合いはとても綺麗で特徴的で印象に残るシーンでしたけどね。そんな特殊な演出に注目せずとも、今回を通して、しっかり魅せる演出になっていたと思いますしね。

ただ、話としてはとても単純だなぁ、とも思いました。過去に飛んだ八坂が、幼いあらしを助け、あらしの初恋の相手、ヒーローになる、というね。そういえば、『涼宮ハルヒ』の「笹の葉ラプソディ」もこんな感じの話だったような・・・。今の主人公が過去に飛んで、過去の彼女に影響を与える、今の彼女はその過去が大事な経験になっているという感じでね。こういう話、タイムトリップものでは、定番なのかな?また、前回のあらしの恋をしても、その夏でその相手の気持ちは離れてしまう、という提起をこんなかたちで解決されうるものなのか、という感じもする。うがった見方をすると、面と向かって今の二人で問題を解決するのではなく、過去に飛んで、というのは卑怯な感じもするし。あと、前回、「通じる」ことができなくなった八坂とあらしが、次の回である今回であっさり「通じる」ことができるようになったのも気になる。いや別に、話をいつまでも引っ張ればいいというものでもないけど。

基本シリアスな話なのに、ところどころ笑える場面を違和感なく入れて見せてくれたのは見事。とくに、あらしの兄、爆笑でしたよ。厳格そうな顔をしながら、心が広いというか、独特の価値観をしてるというか、そんなところが良かったです。あと、ゲームのキャラクター、レントンと相手は誰だったのかな?声優さんつながりっぽい感じでしたけど。そうそう、やよいの格好、かわいらしかったです。いつも制服姿ばかり見ている感じだったので、新鮮でした。加奈子は、過去へ飛ぶとモンペ姿なのね(笑)。

ほんと力の入った回だなぁ、という印象の今回。話は真っ向勝負な感じでいいのかもしれませんが、個人的には、もう少しひねりが欲しかった感じがしました。でも、今まであまり描かれてこなかったあらしの過去や、あらしと八坂の関係の深さが描かれたのは良かったのかもしれません。今回の話、方舟の面々がそれぞれの役割をもって、二人の関係を修復しようとするさまも魅力的でしたし。そして、特段なにもしていないのに、印象的だったマスター、いい味出してました。

八坂とあらし、二人の関係も修復されたことだし、次回はどう話が進んでいくのでしょう。前回、今回と、盛り上がるような話だったため、次回がどんな話になるのか、全く想像ができません。最終回までは、まだもう少しあるんだよね?どんな話がまっているのか、次回も、楽しみにしてますよ。

夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]
(2009/12/23)
伏見やよゐ(CV:野中藍)上賀茂潤(CV:小見川千明)

商品詳細を見る

PageTop

『夏のあらし!~春夏冬中~』第9話「淋しい熱帯魚」感想

今日の朝はいい天気だったのに、仕事から帰る時は雨・・・。今の時期、雨が冷たいって、ほんとに。雪ならまだよかったんだけどねぇ。そういえば、今年は雪が積もりだすのが遅いなぁ。まぁ、雪なら雪で大変なんだけど・・・。さて、『夏のあらし!』の感想。今回は、第9話ですね。では、感想、いってみましょう。

今回は、なかなか面白かったです。

タイムトリップで酒のつまみを作ることになった方舟の面々。やよいが思いついたそれは、今の物を過去に隠して熟成させるという方法だった。その後、山代にデートに誘われるあらし。あらしはOKし、八坂はそれを悠然と眺めていた。八坂の態度に疑問を持つ潤。しかし、八坂は、あらしと「通じた」仲、その関係は簡単に壊れるものではないと心の広さを持って見ていたのだ。だが、八坂は潤に、あらしは夏の間だけしか存在することができないと知り・・・、という話。

ここのところ、一話完結のコメディ中心の話が続いていたこの作品、やっと今回、話が動き出しました。長かったなぁ・・・。恋愛関係の話題をもちだすことなしに、息が合っていたあらしと八坂、それがそれぞれが互いに対する思いを吐露することで、二人は「通じる」ことができなくなってしまう、というものでしたね。ほんと、この展開が来るまでがやっぱり長かった気もします。序盤のあらしと潤の会話がネックになっていたんだけど、それだけではなく、合間合間にこの展開に持ち込むための伏線がもう少し張られていたらなぁ、とも。今回の話自体は、やっと盛り上がるような展開がきたか、と楽しめましたけどね。

潤から夏だけにしか存在できないあらしたちのことを聞き、山代とのデートから帰って来たあらしをデートに連れていく八坂。彼は内心、焦っていたでしょうね。無条件であらしは自分に対して隠しごとはしていないと思い、無条件であらしも自分のことを好きでいてくれていると、八坂は思っていたろうし、潤からあらしたちの秘密を聞いたときの八坂の衝撃はいかばかりか。あらしが自分へ愛を当たり前と思っていた八坂は、疑いの思いを抱きながらあらしを自分とのデートに誘ったことでしょう。で、八坂、失恋・・・。度重なる現実によって、夢のような経験は絵空事として人は捉えるようになるというあらしの意見は分かりますが、それがたった一年で、そうなってしまうものなのでしょうか。子どもと大人の一年はちがうものでしょうけど、それでも自分にとって輝いていた時というのは忘れられないものだと思うんだけどなぁ。まぁ、あらしの実体験に基づく彼女の考えなのでその通りなのかもしれませんけど。

で、そのあらし。八坂に対しての思いを抱きながらも、彼女と出会った人にとって彼女は一年で夢物語となってしまうことから、「通じた」相手でも恋はしないという考えですね。以前の話でも言っていましたけど。それでも彼女、毎年のように一年で終わるような関係を続けながらも、毎年のようにあれだけフランクに生きている人間と付き合いながらいられるのはすごいと思う。普通、生きている人間なんて・・・、という思いを抱き自分の殻に閉じこもってしまいそうなものだけどね。あらし、八坂が単に自分と「通じる」相手だと思っていたら、自分に対して「好き」という感情を抱いていたことに驚いた面もあったのかな。気づいている感じもしますが。で、そのことをどう思っているのでしょうね。自分が仲良く接してきたばかりに、八坂を傷つけることになっているわけだし。しかし、あらしは毎年夏だけに存在しつづけるというのも、悲しい性のようにも思えますね。何度も同じことを繰り返しているわけだし。でも、罪作りな女だなぁ、あらし・・・。

次の日の八坂とあらしは、普通に振舞おうとしていることが逆に痛々しい・・・。そして、やっぱり互いが互いに疑念を抱き、距離を感じてしまい、「通じる」ことはできなくなってしまった、と。「通じる」、過去へ飛ぶことができるのは、互いが互いを信頼しているからできるものだったようです。今回飛べなくなった原因、あらしの隠された悲しい思いというのは以前から存在しているものであるし、問題となるのは八坂のあらしに対する思いなのかな?あらしが一年でその思いをリセットし、今の関係はこの夏だけのもの、それを八坂がどう肯定できるのか。もしくは、彼があらしのあきらめに似た感情をどう変えられるのか。それが問題解決の方法になりそうです。でも、どういうことになるのかは楽しみです。

なんか、山代が重要なキャラクターのようにも思えた今回の話。もしかして、山代は以前にあらしと「通じた」ことがあるのかな?「通じる」ことができなくなったあらしと八坂のことも含めて、彼がどういう役目のキャラクターかも注目しています。次回、どういう話が待っているのか。次回も、楽しみにしています。

夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]夏のあらし!~春夏冬中~01(特装盤) [DVD]
(2009/12/23)
伏見やよゐ(CV:野中藍)上賀茂潤(CV:小見川千明)

商品詳細を見る

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。