五色の色眼鏡

色眼鏡で前がみえない…。 独断と偏見にみちたアニメの感想です。

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『東のエデン』感想

こちらでは、1クール遅れで放送されているノイタミナ作品。先日、この『東のエデン』の最終回が放送されたので、感想を。しかし、1クール遅れはつらいですね。もう完全に旬を逃している感じがするし。首都圏と同時期に放送していれば、1話ごとの感想も書いていただろうしなぁ。まぁ、仕方がないと諦めて、感想を書いていきますかね。

感想は、なかなか面白かったです。

卒業旅行でアメリカに来た森美咲は、ホワイトハウスの前で、拳銃と携帯を持った全裸の男滝沢明に会う。記憶を失った彼、だが彼の携帯には、莫大な資金がチャージされていた。そのころ日本で起こっていた「迂闊な月曜日」というミサイル事件と二万人のニートの失踪、その陰にセレソンとノブレス携帯がちらつき始める・・・、という話かな。

「攻殻機動隊」TVシリーズの神山監督の作品ということで、社会問題を取り扱うという色彩の強い作品でしたね。まぁ、「攻殻機動隊」ほど登場人物たちが生真面目でなく、ラブストーリー要素もありで、一般受けしそうな内容ですけど。でも、セレソン関係のこととか、軍事や政治、社会の不満分子的な視点とか、堅苦しい雰囲気をみると、神山作品だなぁ、と思ったり。個人的には、そういう堅苦しい感じが好きだったりするんですけどね。テーマとしては、「この先の見えない現代、もし日本を変えるための莫大な力を手に入れたら、あなたは何をする?」って感じかな?「世界を変えたい、でもどう変えていいのか分からない」、そういう今に合った話だと思いました。

話は、滝沢明の過去の謎解きを中心に、セレソンや「迂闊な月曜日」などの事件が明らかになっていく、というものでしたが、序盤はいまいち面白くなかった。多くの謎が宙に浮いたままなのは仕方がないとして、滝沢と咲の関係を中心にして話が進んでいくのは・・・。いやまぁ、個人的に序盤のこういう展開が苦手なだけなんですけど・・・。自分、「東のエデン」の面々が話に絡んできてから一気に面白くなった印象でしたよ。「東のエデン」の面々、キャラクターとしてもそれぞれ個性的で面白いし。翻って考えてみると、序盤は咲も滝沢も人間的に普通すぎたのかなぁ。いや、咲は可愛らしいし、滝沢も謎も多くカッコいいか・・・。序盤は、話に絡んでくる登場人物たちがバラエティに富んでいない、という感じをうけたのかな?

「東のエデン」の連中が絡んできて、他のセレソンたちも次々に明らかになってくる、そういう展開になってからとても面白かったのですが、とくに板津関連のところ、あそこはとても面白かったです。優秀だけど、不細工で人間的にも欠陥が多い、でも大きな謎を解いていく板津がたくましく、車に轢かれた後のセリフがカッコ良かった・・・。あれ、キャラクターのモデルは檜山さん本人?なんて思ったりもしてしまいましたが・・・。それはさておき、滝沢が他のセレソンと違うところ、それは自分ですべてを変えてみせようとしないことにあるのかもしれませんね。欠陥人間であっても、それぞれを認め、個々人の能力を最大限発揮させようとする、それが彼の良さなのかもしれません。それは、記憶を失う前の彼とも違うことのようにも思います。そう滝沢が変われたのは、咲や「東のエデン」の面々に出会えたことによるものが大きいのでしょう。

最終回なんですが、・・・あれ、セレソン関係のことは何も片付いていない・・・。ジュニスやMrアウトサイダー、他のセレソンたちについては全部放り投げてるぞ・・・。劇場版が公開されるようなので、それまでお預けなのですかね。どおりで、他のセレソンたちが出てくるペースが遅かったわけだ・・・。でも、そういったことはTVである程度はっきりさせてほしかったなぁ。自分、滝沢明本人の謎よりもセレソン関係の謎のほうを楽しんでいた感があったので。そもそも、Mrアウトサイダーが望むセレソンとは、どういう人物なんだ?滝沢が最後王になって、不満の矛先を一身に受ける決意をしたわけだけど、それだって一時的な解決にすぎないと思うし。なんにせよ、セレソン関係のことがここまで分からずじまいで終わってしまったことは、残念でした。

話の仕掛けや展開は面白かったのに、欲求不満の残る結末でした。これだけ凝った仕掛けがありながらも、放送期間が1クールというのは短すぎたのかな?でも、劇場版が控えているようだし・・・。もしかして、劇場版があるが故に、TVではこういう終わり方にならざるを得なかったの?さすがに、この劇場版で話にちゃんと決着をつけてくれるよね?ということで、劇場版は楽しみにしてますよ。こちらでも公開されるのなら、ぜひ見に行きたいと思ってます。

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