五色の色眼鏡

色眼鏡で前がみえない…。 独断と偏見にみちたアニメの感想です。

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『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版』感想

今日、仕事帰りに映画館までいって見てきました。久しぶりの映画館です。この作品、今頃になって、やっと上映しているんです、こちらの地域では・・・。それにしても、シアター内は、男、男、男・・・。しかも、さもオタクという感じの人はあまりおらず、サラリーマンばかり。なんだい、このダンディな空間は・・・。まぁ、らしいなぁなんて思いましたけどね。こう書くと誤解されそうですが、女性の方もちらっといましたよ。当然ながら、全然混んではおらず、って感じでしたけどね。ところで、自分、この「ペールゼン・ファイルズ」のOVAのほうは見てないんだ・・・。『ボトムズ』自体は、TV版も他のOVA作品もそこそこ見ているので、大丈夫だろなんて思って、見に行きましたがね。だって、劇場でATの動く姿を見るチャンスだったし。では、早速、感想にいきましょうかね。

感想は、面白かったです。これは面白かった。

「異能生命体」キリコ。「ペールゼン・ファイル」を手に入れたウォッカムは、そのファイルに名前のあった、キリコ他4名による部隊を作り上げる。ウォッカムの手により、次々と激戦地に送り込まれる彼ら五人。彼らは、その激戦の中で、少しずつ仲間意識を強めていった。しかし、五人からなる「異能生命体」部隊を確信したウォッカムは、彼らを惑星モナド攻略の最前線へと送り出す・・・、という話。

TV版の前日談ですね。で、『野望のルーツ』の後の話のよう。個人的には、フィアナ関係のことが前面に出てくる『赫奕たる異端』よりも、今回の作品のような話のほうが好きです。恋愛めいた話よりも、男くささ全開の話のほうが、『ボトムズ』らしい感じがするし。そういえば、今回の作品では、女性キャラ、全く出てこなかったような・・・。

で、やっぱり良いですね、ATの移動する時の「キィーン」という音。なんか久し振りな感じがします。3DCGで描かれたATですが、はじめはどうかなぁ、なんて思ったりしたんですが、汚れなどからくる鉄っぽさ、兵器っぽさから、これもいいなぁなんて思うようになりましたよ。「総集編だし、話がよく分からなくても、ATのカッコよさが堪能できればいいかなぁ」と思っていたんですが、途中からATのことよりも、話自体に興味がいっていましたけども・・・。

話ですが、TV版などを知っている自分は、ある程度結末は分かっていました。キリコ以外全員死ぬだろうって。異能生命体はキリコ以外に存在するわけはないのですからね。でも、男五人が協力し合って、死地からの生還の話を見せられると、それぞれのキャラクターに愛着がわくってもんですよ。五人がそれぞれ、癖の強いキャラクターだから特に。そんな彼らが、モナドで次々と死んでいく様、これはさすがにくるものがありました。特に分隊長のバーコフの死、最後は逃げず、カッコ良かったです。

それにしても、彼らを次々と死に追いやった原因はなんだったのでしょうね。ウォッカムの無謀な計画は当然のことなんですが、無謀な作戦でも生き残ってきた彼らがそれでも死んでいった理由。彼ら五人が惑星モナドのコアに触れてしまったことなのか、それともそれぞれが異能生命体だと過信してしまったことなのか・・・。なんとなく、コチャックの死で、五人の組織という形が崩れてしまったことが原因のようにも思えるけど。それまで彼らが生き残ってこれたのは、五人がそれぞれの能力を活かしてしたことにあるのかなぁ、なんて思ったりしました。なんにせよ、この作品、「異能生命体」であるキリコよりも、他の4人の活躍のほうが魅力的だった話だ印象です。

さて、彼らを実験材料として、そして自身の権力拡大のために利用としたウォッカムとか、ペールゼン関連のことです。が、正直、彼らの話はよく分からなかった・・・。ウォッカムが、「ペールゼン・ファイル」という間違ったものに踊らされ、そして彼が所詮ペールゼンの掌の中にあった、ということは分かりますよ。でも、ペールゼンのことが・・・。軍事裁判にかけられていたペールゼンがなぜ復権なしえたのかとか、前半の狂人じみた彼がなぜまともな人間のようになっていたのかとか・・・。そのあたりの事が分からなかったのは、総集編でカットされたためなのか、自分の読解力がなかったためなのか・・・。まぁなんにせよ、ウォッカムの思惑によって命を落とした四人、そして惑星モナドでなくなった多くの人々が可哀想で仕方がありません・・・。ウォッカムの非業の死、それでも補って余りある・・・。ペールゼンも大概ですけどね。

この作品、キリコを含めた五人の部隊が、ウォッカムの掌で遊ばれながらも、必死に生きるために戦い、そして最後には次々と倒れていく様が、とても魅力的な作品でした。正直、はじめは様子見しながら見ていた感があったのですが、キリコ以外のキャラクターの魅力が見えてきた途端、一気に話に引き込まれた感じでしたよ。そして、『ボトムズ』はいいなぁ、と再認識。すぐにでもOVA版が見たくなりましたね。

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