五色の色眼鏡

色眼鏡で前がみえない…。 独断と偏見にみちたアニメの感想です。

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『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』第25話「闇の扉」感想

今日感想を書いた『真マジンガー』をはじめとして、こちらでもこれから最終回ラッシュ。連日最終回の感想を書くことになれば、感想書いていくのがつらくなるんですが、今期はうまいこと最終回の日がバラけてくれた印象もあり、よかったと肩をなでおろしています。さて、そんな中、感想を書いているアニメの中で、唯一10月からも続く『鋼の錬金術師』。放送は、4クールということでいいのかな。なかなか長い付き合いになりそうです。まぁ、これからも地道に感想を書いていくことにしましょう。では、第25話の感想です。

今回は、面白かったです。

グラトニーに呑み込まれてしまったエドとリンは、二人で出口を探してした。そこに現れたのは、二人とともにグラトニーに呑み込まれたエンヴィー。エンヴィーは二人に、この空間はグラトニーの腹の中であり腹の中ではなく、出口はないことを告げる。そして、この空間は「真理の扉」の失敗作であることを明らかにする。もう死ぬのを待つしかないと伝えるエンヴィーは、二人に襲いかかるのだった。本当の姿を見せつけるエンヴィー、それは化け物の姿だった・・・、という話。

暗いシーンの描写が多く、皮靴食べたり、本当の姿のエンヴィーだったりとグロテスクな感じのした今回。でも、見せ方がうまかったためか、面白く見れました。ギャグ描写も、違和感なくいいタイミングで入っていたしね。さらに言えば、今回、戦闘シーンは最後に少しあっただけで、全体としては謎が明らかになるという説明回の雰囲気が強かったのですが、それでも絵に飽きてしまうことなく見られたというのは、演出がうまかったということでしょうね。

では、話の中身について感想を。エドとリンが、絶望的な空間のなかでエンヴィーに会ったことで、エンヴィーの口からホムンクルスのしてきたことについていろいろとあきらかになりましたね。イシュバール殲滅戦を引き起こしたのは、他ならぬエンヴィーであったこと、ホムンクルスには「お父様」と呼ばれる存在がいること、そしてそれはブラッドレイではないことなどですね。後の二つは、視聴者にはもう提示されていることですが、そのことを主人公であるエドが知ったことは展開的には大きいですね。

さて、イシュバール殲滅戦の発端となった、兵士が少女を謝って射殺してしまったこと、これはエンヴィーがイシュバール政策に穏健な兵士に化けて行ったものだったのでした。ちょっとした事件だ大戦争の引き金となる、これは現実でもあることですね。第一次世界大戦とかそうだったっけ?さらに穏健派の人間に化けて事件を起こす、これは穏健派を黙られると同時に世論を推進へと誘導していく、すごい政治的な手だなぁ、と嫌な感じはするんだけどなんか感心してしまいます。イシュバール側にも、推進派だろうが穏健派だろうが、軍は信用できないものと思わせることができ、対立を煽ることにも機能したわけだしね。ただ、回想で兵士に化けたエンヴィーが少女に銃を向ける場面、あんな普通の街中だったら、銃を取り出した時点で周りがもっと騒ぎ出すと思うんだけど・・・。さらにいえば、あんな感じで殺してしまえば、穏健派だったあの兵士が狂乱しただけ、ともとられる可能性があるんだけど・・・。今回の話のなかで、あの回想シーンだけはなんか腑に落ちませんでした。

「お父様」が作りだした「真理の扉」の失敗作のなかで、出会ったエドたちとエンヴィーですが、てっきり呉越同舟のようなことになるのかと思ったら、そうはならずに戦っているよ・・・。これはやはり脱出への可能性が見いだせない、ということが大きいのかな。エンヴィーはとくに脱出することはあきらめている、という感じだし。エンヴィー、二人がいずれ死ぬなら、自分が殺しても変わらない、という考えのようであります。でも、エンヴィーは、ホムンクルスで死なないだろうし、あの箱庭的な空間のなかで永遠にいるつもりなのかね。それもそれで不幸だなぁ。となると、やはり三人で、脱出への手立てを考えるのが賢明なんじゃない?

あと、今回、メイがシャオメイを探すなかで、メイの立場というのがやっとわかりました。彼女、シンの王位に直接関係する立場ではなかったのね。一族を助けるために、不老不死を手に入れるというのが、彼女のここにきた目的のようだし。リンと対立する立場なら話をどうするんだろ、と不安だったんだけど、なるほどね、と。これで、リンとメイが手を取り合うこともできるわけだしね。しかし、メイとともに暮らしていたシャオメイ、あの行動、動物の範疇を越えてるぞ・・・。まぁ、可愛らしいといえば可愛らしいのですけど。

そして、ブラッドレイに捕まったロイは、部下という手足を次々にもがれていくという、苦しい状況。合法的な権力を行使して、ロイの身を縛り付けるブラッドレイ、憎らしいなぁ。しかも、リザを自分のお付きとしておくというそのやりくちは、策士としか言いようがない。ロイにとってリザは、人質になったわけで、リザにとっては昇進という名の左遷に他ならないでしょうしね。しかしながら、これからの二人の、軍人としての責務と人間としての感情が巻き起こす葛藤、これは楽しみですね。

さて、アルがエドたちを助けるために、グラトニーとともに「お父様」のもとに向かいましたね。アルとグラトニー、こちらはちゃんと呉越同舟。やっぱり外からの働きかけでないと、腹の中からは脱出できないのかな?どういうかたちで、エドたちの救出がなされるのですかね。アルが「お父様」と会えるのかも含めて、次回も楽しみにしてますよ。

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