五色の色眼鏡

色眼鏡で前がみえない…。 独断と偏見にみちたアニメの感想です。

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『テガミバチ』第二十五話「精霊になれなかった者」感想

やっと『テガミバチ』も最終回までたどり着きました。これで、自分の中で3月が終わって新しいシーズンが始まったような感じになります。・・・もう新番組の感想も書いているけどね。でもって、感想が途中かけのままになっている作品もまだあるけどね・・・。しかし、これで一区切りつくかな、という感じはありますよ。さぁさぁ、では『テガミバチ』最終回の感想をいってみましょうか。

今回は、まぁまぁおもしろかったです。

ラグが鎧虫に放った心弾が映し出したもの、それはハントとサラがハニー・ウォーターズにたどり着くまでの記憶だった。そして、そこに映っていたのは、彼らを襲った鎧虫を退治するゴーシュと、そこに現れた反政府組織のものとゴーシュとの邂逅の記憶だった・・・。群衆に襲われるハントとサラを救い出し、帰路についたラグ、しかし彼の前に謎の人物が現れる・・・、という話。

なんだ、この中途半端な最終回は・・・。最後に二期制作決定のアナウンスが流れましたが、完璧に二期を前提とした最終回・・・。たしかに、ハニー・ウォーターズの事件は解決したし、ラグがこの物語の根幹であるゴーシュ(らしき人物)に出会う、ということで体裁は整えていたけどさぁ・・・。まぁ、自分、ある程度は予想していたことだけど。だって、前回までの話で、物語自体が中途半端に終わることがわかるだけでなく、感想書くのが遅れてしまったことで、二期制作決定については公式HPに出ているの知っていたし・・・。覚悟はしていたことだけど、一作品とみると、この結末はいかがなものか、という感じもしますね。

では、今回の内容のことに。ハントとサラが、このハニーウォーターズでその長になるまでの記憶。一つのウソが事を大きくしてしまったという、ある意味不幸なことだったのですね。ハントの体と、鎧虫の死骸、そしてゴーシュと反政府組織の者との会話を盗み聞きしてしまったこと、それらが二人のウソに信憑性を与え、「精霊になれなかった者」として祭り上げられるようになってしまった、と。でも、食い扶持を失っていた二人にとっては、単に不幸なことなのか、と考えさせられるところはありますね。まぁ、二人の悲しい過去はさておき、二人とも「詐欺師」でありながら、とてもいい人として今回描かれていたのには、ちょっと違和感が・・・。だって、このハニー・ウォーターズで二人が登場したとき、サラはとても性格悪い感じに描かれていたじゃん・・・。それが、ここまでいい人して描かれるとねぇ・・・。反政府組織の象徴として祭り上げられて、いい人だったサラも変わってしまったけど、今回の出来事で本来の心を取り戻したという感じに描いてくれていたらまだわかるんですがね。

ハントとサラのウソに踊らされていたことを知った群衆が二人を襲いだす。自分たちも二人の片棒を担ぎ、ウソを信じてしまっていた責任を無視して、二人を責める群衆の姿は酷いというほかないですね。自分たちが責任を引き受けたくないために、二人を敵として八つ当たりしているという感じもありますけど。そんな群衆の行動は、酷く情けないものですが、これが大衆の姿なのかな、という感じもしますね。自分たちを正当化するために、敵を作り、集団でやりこめようとする、悲しいけど、これも人間の性なのかな、って感じもしました。そういえば、暴れだした群衆が、サラたち、それに彼らを守ろうとしたラグに石を投げつけてましたが、あれ、相当痛いよ。もっと痛がりながら、というのをしっかり描いてほしかった感じもしました。

ハントとサラが「精霊になれなかった者」という言葉を用いたのは、ゴーシュと反政府組織の者の会話を盗み聞いたからだったのですね。どうやら本当の「精霊になれなかった者」たちが、反政府組織の中核として活動しているようですけど。でもこの一期では、かれらが出てきただけでお終いというのは、寂しいかぎり。で、最後にゴーシュらしき人物にラグは遭遇しましたが、あれはやっぱりゴーシュなのかな?ディンゴを連れていて、その名前は「ロダ」だったし。結局、いろいろとわからないことを残しながら、この一期は終わってしまいました・・・。でも、最後のラグが倒れた状態で作品が終わるというのは、どうなんだ?


以上が最終回の感想。続いて、この『テガミバチ』全体の感想です。

感想は、まぁまぁおもしろかったです。

この作品が始まった当初、あまりのつまらなさにびっくりしたんですが、ラグがテガミバチになり、一話完結の話が増えるにつれて盛り返してきた感はありました。そういえば、前半はあまりに泣き虫なラグにイライラし、感情移入できないことに不満も感じていましたっけ。その点については、後半は全く気にならなくなりましたよ。

で、一話完結の話を中心にして、感動で人をひきつけようとしたこの作品。話の出来不出来はあるにせよ、そこまで感動したって話がなかった印象が・・・。いい話であっても、なんか話の詰めが甘い感じがしたように思えたんです。もうひと押しあってほしかった感じというかね。

さて、この作品の主題である、ラグが行方知れずになってしまったゴーシュを探し求める、ということ。これは、おもいっきり中途半端に・・・。むしろ、二期で中心的に描かれることのようですね。ともあれ、この一期で、ある程度の決着はさせてほしかったなぁ。最終回にゴーシュがゴーシュらしき人物に出会う、ということだけでなく、ゴーシュがどこにいてという手がかりをしっかりつかむ、という感じにしてほしかったというか。あと、もう少し希望の見える状態で、この一期の幕を下ろしてほしかったです。

この作品の登場キャラクター、ニッチは非常にいい味出してましたよ。おもしろいし、かわいらしいし。で、主役のラグはなぁ・・・。後半に泣き虫でなくなったのは、よかったのですが、それでもそこまで魅力的と思えるほどでも・・・。あとは、ザジなんかは結構よかったですけどね。

なんにせよ、二期を見ないことには、多くのことを書けない印象はありますね。最終回で流れた二期の映像、なんか、今までよりもおもしろそうに見えるんですけど・・・。なんか、一期とは毛色の違う作品になりそうな気が・・・。反政府組織との対決が中心になりそうだし。とにかく、今の段階ではどういう話になるのかわからないこともおおいですが、二期では期待を裏切らないでいてくれるように祈ってますよ。

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