五色の色眼鏡

色眼鏡で前がみえない…。 独断と偏見にみちたアニメの感想です。

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『図書館戦争』状況一二「図書館ハ誰ガタメニ」感想

『図書館戦争』、こちらでもやっと最終回です。ずいぶん遅れているなぁ。遅れるのも、せいぜい一週間遅れぐらいにしてもらいたいものです。なんかいまさら、って感じが・・・。まぁ、いいや。最終話の感想です。

今回は、うーん、まあまあかな、って感じでした。

最終回は、前回までの茨城県展での戦闘から、逆風のなか図書隊が立ち直るまでのお話。最終的に、いままでの日常を取り戻す、といったところで締めくくったのは、良かったと思います。下手に、図書館側の大勝利なんてやられても、説得力もありませんし。

ただなぁ、最終話なのに、話がだらだらしてしまった印象があるんだよなぁ・・・。もうちょっと話の密度を濃くすることできなかったのかねぇ。話の起伏が少ないというか、なんというか。前回の玄田隊長と堂上が撃たれるところも、この最終話にもってきてもよかったのではないか、という気も。あと、合間合間にコメディタッチで描かれる部分も、この作品の魅力だと思っていたんですが、そういう部分も消えてしまったし。あっ、前回からそうでしたか・・・。

で、今回、図書隊は逆風と、再三にわたって言ってました。・・・が、全然そんな気がしないのが・・・。ただ、マスコミ攻勢が強くなっただけの気がするのですが・・・。それで逆風なんですかね。映っていたテレビの内容も、もともとメディア良化法支持の局のようだし。中立の立場をとってきた多くの局が、一斉に図書隊に懐疑的な立場をとるとか、図書隊を支持してきたお偉いさんが反対の立場にまわるとか、そういうことを表現してくれないと、全然逆風のように感じないのですが・・・。

今回の見せ場であろう、笠原のテレビでの訴えなんですが・・・。えっと・・・、図書隊も図書館法という法律を根拠に存在する組織でなかったの?法治国家である社会で、「無法」を訴えられても・・・。で、笠原の言う、いろいろな作品に接し人間の幅を広げることは必要だ、という主張は、至極真っ当でした。が、どうもこれまでの話で、その意見が裏打ちされてないんだよなぁ。たとえば、ある発禁書の内容が一個人の人生に大きな影響を与える、みたいな話があれば、大分印象が変わったのでしょうが・・・。どうにも、笠原の主張は薄っぺらく感じてしまいました。うーん・・・。

では、以下、思ったことを。

・銃弾に倒れた玄田隊長と堂上、よく生きていたなぁ。てっきり死ぬのかと・・・。それにしても堂上、撃たれたことによる怪我より、精神障害のほうが問題とは・・・。

・テレビでの図書隊批判。図書隊に反対の立場をとる局の番組のようですが、もう少し論理的な主張を展開してくれよ・・・。えっ、現実の評論家でも、このような輩はいる?でも、この話のなかで図書隊は逆風である、ということを説得力を持たせるためには、この番組のなかで、見方によっては正論であるという主張を展開してもらわないと。

・小牧から託されたお気に入りの本を、堂上に読み聞かせる笠原。『坊ちゃん』、ですか・・・。なんか笑ってしまった・・。いや、『坊ちゃん』という作品自体がどうこうではなくて、いきなり聞いたことのあるくだりが流れてきたもので・・・。それにしても、堂上が『坊ちゃん』という作品をどう思っているのかを聞きたかったなぁ。で、『坊ちゃん』は、発禁扱いになっていたの?

・テレビ局につかまり意見を言う笠原。発禁書であれなんであれ、他人の本を踏んでなんとも思わない輩には、怒っていいと思うぞ、笠原。テレビの前とはいえ、もう少し感情的な意見のほうが、笠原らしいという感じが。笠原さん、妙にお利口になってしまって・・・。

・稲嶺司令辞任。このタイミングで辞任したら、司令の意向はどうあれ、図書隊の存在に負い目を感じて、ととられかねないような。というか、笠原でなく司令こそテレビで話すべきだったのではないかなぁ。で、後任はどうなったの?どういう人物が後任に就いたかも見せて欲しかった。

・玄田隊長から届けられる笠原を応援する多くの手紙。・・・その裏には、批判・誹謗・中傷の手紙が、倍以上届けられてるような・・・。隊長が握りつぶしたのか。

・笠原の涙で意識を取り戻す堂上。なんかおとぎ話みたいだなぁ。あぁ、堂上は笠原の王子様でした・・・。なるほど。笠原は、最後の最後で堂上に告白したわけですが、その後の二人の関係はどうなったんですかね。手をつないでいたところからみると・・・。でも、それより柴崎と手塚の関係のほうが気になる。堂上の病室で、手塚は柴崎に引っ張られていましたが・・・。うまくいっているのかな?


今回で最終回だったわけですが、振り返ってみると、前半は面白かったですが、後半は・・・という印象。茨城県展をクライマックスにもってきたのが問題だったのかなぁ、という感じします。いまいち盛り上がらなかった感じがしたし。たぶん、笠原たちの図書隊がいる図書館での出来事だったら、印象が変わっていたでしょうね。盛り上がっただろうし。あと、共感できる笠原が、あっという間に遠くへ行ってしまった印象も。ちょっと、笠原の成長が早すぎだったのでは。

でも、前半は『パトレイバー』みたいなノリで面白かったです。真面目そうな雰囲気のなかで、笑いをとる部分もあって。こういう話がもっと見たかったなぁ。もう少し話数があれば、もっと見れただろうになぁ。勿体ない・・・。むしろ、変にシリアスにせず、前半のノリのまま突っ走っても良かったかなぁ。まぁ、最終的には、それなりに話をまとめてくれたわけだし良かったとするかな。
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